こんにちは。根本さんのブログを愛読しております。今日はいろんな方のご意見をお伺いしたく、こちらに相談をしました。
私は共感性が高く、他人のことまで自分ごととして考えがちで、それは長所でもあり短所でもあると思っています。
いま、職場で法令を逸脱したことが行われていて、結果的に、弱い立場の社外の人が被害を被っているということが起こっています。社内で改革を試みましたが難しそうなので行政に相談しようかと考えています。
以前相談したカウンセラーからは「自分は自分、他人は他人。他人に起こっている問題はその人本人に任せた方がいい」とアドバイスされました。
「弱い立場の女性を助けたいのではなく、過去の自分の辛い経験についてのリベンジがしたいのではないか」とも。
その意見の根拠はよくわかります。嫌な職場に執着せずさっさと辞めればいい、相手を変えようとするのではなく、と、周りの友人も言います。
ただ、女性の地位を向上してきたのは、これまで見て見ぬふりをせずに闘ってきた先輩方のおかげです。「ここで自分が見て見ぬふりをしていいのか」という気持ちと、「確かにこの行動のもとになってるのは自身のリベンジ要素かな」という気持ちが拮抗しています。
ほかにも、社会的正義とは、といったテーマが最近自分の周りによくあらわれてきており(※)、今の私が取り組むべき課題なんだろうなと感じてます。
補足として、今の私自身のプライベートは安定していますが、職場はずっと落ち着かず問題続出の状態です。
共感性の高い私のような人が、こういった問題(特定の人を助けたいのではなく、組織的に行われている不正をどうにかしたい)に対して、どのように自分の感情を整理していったらよいでしょうか。
漠然とした質問ですが、どうぞよろしくお願いします。
(※異動してきた同僚男性が、女性に恐怖を与えた問題行動の前歴(文字通りの前科)があると知り、どう対応するべきか考える必要が出てきました。こちらも可能であれば「どういう心持ちでいるべきか」をお尋ねしたいです。この部分は削除していただいても構いません。)
Linさんは、他人と自分との境界線を越えて
誰かの苦しみを背負えるだけの大きなパワーがある人なのだと思いました。
そうやってこれまでも、大切な人たちを背負ってきたのかもしれません。
社会的正義の問題と向き合った時、
Linさんご自身が納得できるスタンスを得るためにはどんなことが必要なのかを考えてみました。
▼ご相談の回答はコチラです。
https://rieko33.com/marche-3/
Linさんのご相談を拝見致しました。ものすごく正義感に溢れていて、誰かのために一生懸命になれる方なんだろうなということがとても伝わるご相談内容に、私の元にもしご相談に来られたら「どうなるべきか?」ではなく「どうなりたいか?」をお聞きしたいなぁと読ませていただきました。
正義感に溢れエネルギッシュ。きっとリーダーシップをとって周りを動かす際にも、共感力でいろんな方の気持ちを感じ取りながら進まれていることだと思います。
その分「私がやらなくちゃ!」と責任感も覚えていらっしゃるのかもしれません。
ただ、私のカウンセリングの場合、ご相談の「どうあるべきか?」については「Linさんはどうしたいですか?」とお聞きすると思うんですね。Linさんとしては「こうしたい」と思っている一方で、カウンセリングを受けていらっしゃったカウンセラーの話にも耳を傾けていらっしゃりますよね。
今の自分の方向性は間違っているんだろうか?と少し揺らいでいらっしゃるのかもしれません。
しかしそんな時ほど「あなたはどうしたいのか?」ということを大切にしてみてください。その上で「こうしたいんだけどうまくいかないのはなぜなのか?」をみていく方が、自分のしたいことができるようになると思います。
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