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癒しのために自分史を振り返ることについて

開設当時から時々読ませて頂いています。
どの方のご回答も読むと自責感覚が薄れ緩め癒されます。
ありがとうございます。
感謝と共に今まで棚上げにしていた自分を振り返り過去切り捨てて来た本音と向き合う一貫として、こちらにアウトプットさせて下さい。
また、アドバイスなど頂けましたら幸いです。

私は現在40歳です。
未婚でパートナーは同性です。
6年前から自営をやってますが、何度も燃え尽きがあり今は無気力状態で2年になります。
新規を増やす努力を思い切って一切辞め継続仕事と時々来る単発仕事をこなしてほぼ開店休業状態です。
パートナーが家計を支えてくれているのでそんな状態でも成立しています。
感謝してるし申し訳無さもあります。
また強烈な恥ずかしさがあります。

無気力は物心ついた頃からありました。
その起源を探し本音を探る作業を今やっています。
今の所見えてくるのは明治生まれの厳しい祖父母です。
母が精神病で入院していたので祖母と共に居た幼児期に厳しくされた記憶があります。
いくつかのシーンを思い出せますが、遠くから当時の私の姿を見ているようで感情などは再現されません。
確かすごく泣いたとか怖かったと映像としては残ってるのですが生々しさはありません。
そのせいかそれらの記憶を詳細に書き取ってもあまり変化はありません。

また私が今強烈に感じる羞恥心は祖母から受け継いだものだと思います。
大変プライドの高い人で弱さを見せることが出来ず常に苛立ちまた鬱々としてました。
私も「大丈夫な自分」でしか人と繋がれず30代半ばまでは何とかそれでやれましたが、落ち込みからの回復に時間を要するようになり、現在の長期の無気力状態に至ってます。
祖母は苛立ちを露わにする人でしだが、私は怒ることが苦手で、それは祖母を怒らせないようにする癖があったのと、重い鬱症状で依存心の強い母を怯えさせないために取った選択でした。
それは愛からというより期待しないこと自分から感情を切り離すことで楽になる方法でした。
私はそのような手法で無気力ではあるけど情緒的には安定した人格形成が成され逆に兄は家族の病理を引き受けるように幼児期から様々な問題を呈しました。
また祖母がそのような苛立ちの中に居たのは情緒的に欠損した祖父への不満や淋しさからだとこの振り返りから考えるようになりました。
祖父は紳士的で穏やかですが子供心に違和感がありました。
例えば長時間自分の用事に幼児の私を連れ回しても私の心身の疲れを慮ることは一切なくまた自分だけ飲み物を買って飲んだりします。
それは「意地悪」ではないのです、それは子供心にわかりました。
ただ単に「相手の様子を見る」や「共感」がないのです。
また一方で社会ルールには馬鹿みたいに従順で一円でも拾ったら交番に届けていました。
こうかくとアホのようですが市役所勤めの後70歳を越えても集金の仕事をしてたり勤勉でした。
情緒的コミュニケーションだけ出来ない感じです。それ以外は模範的です。
その2人の長男である叔父がまた問題を抱えてました。
情緒欠損は今思えば祖父から受け継いでいたのでしょうが、社会的現れ方が真逆で窃盗など幼児期から繰り返すいわゆる反社会性人格障害でその叔父の経験から祖父母は本家の内孫である私達兄妹に厳しく教育にあたりました。
やんちゃだった兄はよく折檻を受けていました。
その頃の記憶に母と父は登場しません。
母は病院に父は仕事を常にしていました。
父は叔父を反面教師に過度に実直な性格です。
また祖父とは違い無口ですがとても情を感じる人で私はファザコンだと思います。

母へは長年わだかまりがありましたが母もまた10代で発病する前から姉達に情緒的に搾取され親代わりの兄達は相次いで自死し依るべは常になく依存的にならざるえないなと思えました。

家族の歴史を振り返るほどそれぞれにそうならざる得ない事情がわかり1番苦手だった叔父にすら祖父の合せ鏡として病理を引き受けていたのではないかと思うと1番の被害者に思えます。

幼児期の自分の不満を解消するつもりが辿るほど家族への理解がただ為されるだけで、それは目新しくはなく言語化する前に私がすでに幼少期からやってたことのように思います。
故に今の自分の長年の無気力と抑鬱に繋がると理解してるのですが進みません。
冷静に考えれば例え大人達にそれぞれの事情があったとしても小さな子供の心が圧迫されることは許諾しかねることで、当時の私も兄も相対的にどうであれ不幸は確かにあったのだろうと思います、思いますがそれは頭で考えてのことで、心で寄り添う感覚ではありません。

兄もいとこ達も皆大人になるほど生きづらさを体現し母方のいとこは何人か自死し父方は皆四十を越え独身。ほぼ社会的ひきこもりで寂しい生き方をしています。
私が1番マシな方で皆、私は何も問題ないと思ってると思います。
性的嗜好も長年の仕事での失敗や社会不安も知らないので。
また習性で親族で集まる時は誰よりもまともに振る舞います。
一緒にいる人を安心させたいという意識が強迫的なほどあり空気を軽く楽しく問題はない、という風に作る癖があります。
そのためには私自身が最も安定して幸せな人物だと思わせ無ければとなります。
だから問題にされるのは未婚のことくらいです。

自分に集中しようとすると意識が自分以外の家族や親族に向かってしまいます。
自分のネガティブな感情からの逃げ癖だと思います。
とりとめなくなってしまいましたがアウトプットさせて下さりありがとうございました。

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2 Comments

  1. 過去の棚卸を読ませていただき、複雑な環境の中でも誰かに対する憎しみや恨み言を言うのではなく『理解を深める』と書いてくださる時点で、なんと愛情が大きいんだろう!!と思わされました。
    ご自身では「愛がある」のが普通過ぎて、愛するってもっと特別なんじゃない?!と思われているかもしれませんが、才能があるとそれに気付けないものなんですよね。
    そして「無気力で甘える事を余儀なくされている今の状態」は、もしかすると『そろそろ新しいステージで愛されることを学んでいいんだよ!』という神様からの招待なのかもしれませんね。

    ▼ご相談へのお返事
    https://many-smiles.com/trouble/inventory-of-feelings

  2. 心理学を学んで、現状を何とかしようと一生懸命努力されている方は、今の問題の解決には、過去に何らかの傷のようなものがあり、それを振り返って癒すことが有効ということはよくご存知かもしれせん。
    だけどいざ振り返ったら、家族の大変さは理解できたけれども、自分の大変さはあまりピンとこなかったということがあります。
    それは、愛が大きすぎて、これでもかと自分以外の人を優先させる癖が染みついているから。
    振り返る時にも、愛ゆえに自分以外の人を優先して、自分を優先してしまうんですね。
    つまりは、愛が大きい分だけ、なかなか自分の感情とはつながりにくいということもあるのかもしれません。
    ▽そんな自分の愛の大きさを知る回答はこちら
    https://www.aikoingk.com/entry/cocoro-marche19082021

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