私は、研究者で昨年度までは保育者(幼稚園の先生)を育成する仕事についておりました。特任講師という立場でした。今は、研究員をやっています。
4年間勤めた職場は大変でした。私が着任したころは28歳で学生と年齢がそこまで変わらなかったことと、実践経験(保育現場での経験)がなかったので、学生から反感をかってお菓子パーティーをしたり、謝恩会で「尊敬していなかったから授業を聴かなかった」と言われました。
上司の先生に相談しても、「学生とは関係性を築くこと」、「学生が置かれている背景(家庭環境など)」を見ることと言われるだけでした。
外部の幼稚園に実践をする機会があったのですが、学生は「意味がない」といって放り出して現場に迷惑をかけたり、その実践がいやで私にあたってくることもありました。
ひどいときには、他の講座の先生から、幼児教育の学生の態度はちょっとみたいなクレームがきましたが、上司の先生は「注意したら関係性崩れちゃうから」と学生に適切に指導していませんでした。
実習で居眠りをしたり、メンタルを病んだり、ガムテープで名札を作ったり色々なトラブルを起こす学生もいましたが、実習先から怒りの電話がかかってきても、対応は私任せでした。私があたられたり、学生に振り回されても、「その子はこまっている。どうしてあげたらいいの?」と学生に味方するようなことを言われるだけでした。

この職場はやばいと感じ、研究員の公募を応募して昨年12月に退職の意思を示すと、上司は顔色を変えて、私がいなかったら実習が回っていかなくなるという感じになって動揺していました。私は、もう上司を信用できなかったので、非常勤や後任の紹介は断りました。
2月には緊急事態宣言下で実習があり、学生が「緊急事態宣言下で実習に行かせるのか。代講にして。大学は感染者でたら責任取ってくれるのか」と怒っていたのですが、相談しても最低限の対応しかありませんでした。
なので、退職時に思い切って、「信頼関係を作るのは大切だと思いますが、時には指導する姿勢や現場に出ることの大切さを教えることも大切だと思います」と言ったら、ぶちぎれたようでした。
色々頑張ってきたのに評価されず、反感をかうばかりでしんどかったです。
研究員は3年なので、その後は同じような仕事に戻りますが、自信を失ってしまいました。